普及版 字通 「リョウ・たてがみ」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] たてがみ
[説文解字]
[字形] 象形
上部は馬首とそのたてがみの形。下部は馬の疾走する足と尾に象る。その全体を象形とみてよい。〔説文〕十下に字を部に属し、「毛なり。髮の(し)(頭)上に在り、び毛髮のたるの形に象る。此れ籀の子字と同なり」(段注本)とするが、の部分は籀文の子とは関係がない。その毛のたるものを(りよう)という。
[訓義]
1. たてがみ。
2. 鼠の毛。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ナカガミ・ウナカミ・タテガミ・タチガミ
[声系]
〔説文〕に声として・臘・・獵(猟)など六字を収める。狩猟に関する字が多い。
[語系]
liapは踏thap、dyap、躡niapと畳韻の語。声義の関係をもつ語である。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報