日本大百科全書(ニッポニカ) 「リンガエン湾」の意味・わかりやすい解説 リンガエン湾りんがえんわんLingayen Gulf フィリピン北部、ルソン島中西部にある湾。地形的にはマニラ湾からの中央大平原の続きで、南シナ海に面する。奥行約56キロメートル、幅約37キロメートルで、湾口西側にサンティアゴ、カバルヤンなどの島がある。湾にはアグノ川が流入する。湾内は深く、リンガエン、ダグパン、スアル、サン・フェルナンドなど、大型船が入港できる良港に恵まれている。太平洋戦争では、日本(1941)、アメリカ(1945)両軍の上陸地点となった。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リンガエン湾」の意味・わかりやすい解説 リンガエン湾リンガエンわんLingayen Gulf フィリピン,ルソン島中部に湾入する南シナ海の湾。湾口の西端にサンチアゴ島,東端にサンフェルナンド岬がある。長さ 56km,幅 37km。湾岸では製塩,養魚が盛んで,湾奥にはダグパン,リンガエンの港町がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報