世界の観光地名がわかる事典 「リーズ城と庭園」の解説 リーズじょうとていえん【リーズ城と庭園】 イギリスのイングランド南東部、ケント州カンタベリー(Canterbury)近郊のリーズ村にある古城。森と草原、湖に囲まれた石城で、ヨーロッパで最も美しい城の一つと評されている。征服王ウィリアムの息子、ヘンリー1世治世下の1119年にノルマン人豪族によって建設され、その150年後の1278年にエドワード1世所有の城となり、その後3世紀にわたって王室の城として使われた歴史を持つ。その後、1926年にベイリー夫人がこの城を購入してリーズキャッスル財団を設立し、1976年に一般に開放された。城内には16世紀初期の寝台、美しく飾られた居間、客間などがあり、美しい庭園も見どころの一つとなっている。ロンドンのビクトリア駅から約1時間のベアステッド(Bearsted)駅で下車。駅前からリーズ城に行くシャトルバスが発着している。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報