現代外国人名録2016 「レイチェン」の解説
レイ チェン
Ray Chen
- 職業・肩書
- バイオリニスト
- 生年月日
- 1989年
- 出生地
- 台湾
- 受賞
- メニューイン・バイオリン・コンクール優勝〔2008年〕,ニューヨーク国際ヤング・アーティスト・オーディション優勝〔2009年〕,エリザベート王妃国際音楽コンクール・バイオリン部門優勝〔2009年〕
- 経歴
- 台湾に生まれ、すぐにオーストラリアに移住。4歳の時に鈴木メソッドでバイオリンを始め、8歳でクインズランド・フィルハーモニー管弦楽団と共演。2005年16歳で渡米し、カーティス音楽院に入学。2008年メニューイン・バイオリン・コンクールに優勝。2008〜2009年のニューヨーク国際ヤング・アーティスト・オーディションに優勝、同時にロナルド・アシャーソン賞、楽友協会賞などを受賞し、1721年製ストラディヴァリウス「マクミラン」の貸与を受ける。2009年エリザベート王妃国際コンクールに最年少出場者ながら優勝を果たし、日本音楽財団よりストラディヴァリウス1708年製「ハギンス」を貸与される。その後、ヤーブ・ヴァン・ズヴェーデンやアルデール・ヴェルムレン指揮のロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団やラモン・ガンバ指揮のベルギー国立交響楽団などと共演。2009年12月ワシントンD.C.のケネディ・センターで米国デビュー。2010年来日リサイタルを開催。2011年には東京・トッパンホールにてJ・Sバッハ無伴奏作品の全曲演奏を行った。2012年12月ノーベル賞コンサートで演奏。アルバムに「ヴィルトゥオーゾ」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報