レオンジュオー(その他表記)Léon Jouhaux

20世紀西洋人名事典 「レオンジュオー」の解説

レオン ジュオー
Léon Jouhaux


1879.7.1 - 1954.4.28
フランスの労働運動家。
国際労働事務局(ILO)創設者の一人。
パリ生まれ。
父と同じマッチ製造工として早くから労働運動に身を投じ、1900年にマッチ工場のストライキを指導した。’09年フランス労働総同盟(CGT)会計書記を経て書記長となる。国際労働組合連盟(アムステルダムインター)副会長を務める。第二次大戦後もCGT書記長、世界労働組合連盟(WFTU)副会長を務めたが、’47年CGTを脱退、新たに反共的な労働者の力(CGT-FO)派を創立した。国際自由労連(ICFTU)の指導者でフランス労働運動右派の長老である。’51年ノーベル平和賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android