20世紀西洋人名事典 「レオン・J.F.ボナ」の解説
レオン・J.F. ボナ
Léon Joseph Florentin Bonnat
1833.6.20 - 1922.9.8
フランスの画家。
元・ソシエテ・デ・ザルティスト・フランセ名誉会長。
バイヨンヌ生まれ。
マドリードでフェデリーコ・マドラーソに、その後パリでレオン・コニエに師事し、1857年以降サロンに出品。1900年パリの万国博覧会絵画審査員となる。画風は古典主義にスペイン・バロックの強烈な表現を折衷し人気を得た。肖像画に有名な作品が多い。又コレクターとしても優れ、収集品はバイヨンヌのボナ美術館に収められている。1881年アカデミー会員。主な作品に「アングルの肖像」(ボナ美術館)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報