レカネマブ

共同通信ニュース用語解説 「レカネマブ」の解説

レカネマブ

エーザイなどが開発したアルツハイマー病治療薬。記憶障害などの症状が出る10~20年以上前から脳に蓄積し、神経細胞を傷つけるきっかけになると考えられているタンパク質「アミロイドベータ」に結合、これを目印免疫細胞が除去する。約27%の進行抑制効果が確認されたが、症状を回復させることは期待できない。治験では、12~17%に副作用とみられる脳のむくみや出血なども報告されている。

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