治験

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

薬を健康な人や患者に使用して、効果や安全性、治療法(適正な投与量や投与方法)などを確認する目的で行われる臨床試験のこと。結果が良ければ、国に製造販売の承認を申請する。試験は、主に製薬企業が実施。費用は製薬企業が出したり、公費でまかなったりすることがほとんどだ。今回は長谷川さんの提案により、医師が実施する。患者会が資金集めをしている点も珍しい。抗がん剤「タグリッソ」はすでに承認されているが、今回は承認されていない別の効果について「適応拡大」を目指す治験となる。

(2020-10-15 朝日新聞 夕刊 1社会)

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デジタル大辞泉の解説

治療のききめ。治療の効験。
《「治療試験」の略》製薬会社で開発中の医薬品や医療機器を患者や健康な人に使用してもらい、データを収集して有効性や安全性を確認する試験。試験は国の基準を満たした医療機関で行われる。臨床治験。→臨床試験介入研究

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

臨床試験(臨床現場でヒトを対象に行われるすべての研究)のうち、厚生労働省から薬剤や医療機器として承認を得ることを目的として行われる試験。

 臨床試験は大きく「治験」と「医師(研究者)主導臨床試験」に分けられる。ちなみに後者は医師(研究者)が主体となって行うもので、すでに承認されている薬を組み合わせたり、複数の治療方法を組み合わせたりして、より適切な治療法や診断法をみいだすことなどを目的に行われる。

[編集部 2018年5月21日]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 治療の効き目があること。治療の効験。

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知恵蔵の解説

治療試験」のページをご覧ください。

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