レシーバー関数(読み)レシーバーかんすう

最新 地学事典 「レシーバー関数」の解説

レシーバーかんすう
レシーバー関数

receiver function

遠地実体波の地震波形から,観測点直下の構造の応答を抽出したもの。理想的には観測された地震波形から震源時間関数と計器特性の効果を取り除いたものであるが,実用上は観測点における動径方向成分の地震波形を鉛直方向成分の波形で逆畳み込みしたものが広く用いられる。地震波速度不連続面からの変換波の抽出に優れており,多数の遠地地震の記録のレシーバー関数を重合することによって,その振幅がコヒーレントに変化する速度不連続面を抽出したり,あるいは地殻の厚さとP波・S波速度比を推定することができる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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