最新 地学事典 「レターデーション」の解説
レターデーション
retardation
結晶板の厚さdと複屈折の大きさ(n2-n1)の積R=d(n2-n1)。これは結晶板中を伝わる二つの偏光のうち遅いほうが速いほうに対し遅れる量を示す。この結晶板を直交ニコル下に単色光で見たとき結晶板の明暗はRと光の波長(λ0)で決まり,Rがλ0のn倍だと暗黒,(2n+1)/2倍(nは0および自然数)だと最も明るく,それ以外では中間の明るさ。干渉色もほぼRで決まる。
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

