レッジェ・ポール理論(読み)レッジェ・ポールりろん(その他表記)Regge-pole theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レッジェ・ポール理論」の意味・わかりやすい解説

レッジェ・ポール理論
レッジェ・ポールりろん
Regge-pole theory

高エネルギー素粒子反応を表わす理論。 1960年に T.レッジェがポテンシャルによる散乱振幅を分析して,角運動量複素平面解析接続すると,散乱振幅が極 (レッジェ・ポール) や分岐性質によって表現できることを見出した。この考えは高エネルギーの素粒子反応に応用され,有力な現象論的方法を与える。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 解析

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む