レプティスマグナ(その他表記)Leptis Magna

デジタル大辞泉 「レプティスマグナ」の意味・読み・例文・類語

レプティス‐マグナ(Leptis Magna)

リビアの北西部、地中海沿岸にある古代ローマの都市遺跡近郊の港湾都市ホムスの東約30キロメートルに位置する。この地出身のセプティミウス=セウェルスが、ローマ皇帝に在位した193年から211年に全盛期を迎え、凱旋門がいせんもん・円形劇場・列柱回廊などが整備された。7世紀以降、都市は衰退し砂に埋没。遺跡の保存状態はよい。1982年「レプティスマグナの古代遺跡」の名で世界遺産(文化遺産)に登録。2016年、政情不安により危機遺産に登録。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android