現代外国人名録2016 「レベッカホルン」の解説
レベッカ ホルン
Rebecca Horn
- 職業・肩書
- 現代美術家,彫刻家
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1944年
- 出生地
- ミュヘルシュタット
- 受賞
- ドイツ批評家賞〔1975年〕,世界文化賞(彫刻部門,第22回)〔2010年〕
- 経歴
- ハンブルクとロンドンの美術大学で彫刻と絵画を学ぶ。1970年に一角獣の角や羽根をまとったパフォーマンス美術で注目を集め、’75年ドイツ批評家賞を受賞。それらは機械仕掛けで動く立体作品へと広がり、やがて詩や彫刻、絵画、映像などさまざまな表現手段を横断するスタイルへと確立されていった。世界各地の国際美術展の常連として、詩的にして緊張感漂う作品を展開。2009年12月には日本初の個展(回顧展)を東京都現代美術館で開く。代表作に「雄鶏の羽根のマスク」(1973年)、「逆向きのコンサート」(’87年)、「アナーキーのためのコンサート」(’90年)、「双子の鴉」(’97年)、「鴉の木」(2009年)など。フランクフルト郊外に住み、2010年6月自宅の敷地に自身の作品を集めたプライベート美術館を開設した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報