レーダー方程式(その他表記)radar equation

法則の辞典 「レーダー方程式」の解説

レーダー方程式【radar equation】

大気中に浮遊する水滴雨粒)の起こすレーダー反射について,平均受信電力と空間濃度,距離,レーダーの性能を関係づける方程式

PrCD6/r2

のようである.Pr は平均受信電力,C はレーダーの性能などで定まる定数.∑D6雨滴直径の六乗を単位空間内に存在している雨粒すべてについて加算したもの,r は距離である.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android