雨粒(読み)アマツブ

精選版 日本国語大辞典 「雨粒」の意味・読み・例文・類語

あめ‐つぶ【雨粒】

  1. 〘 名詞 〙 雨のしずく。雨滴(うてき)。あまつぶ。
    1. [初出の実例]「風にまじって葡萄大ほどの雨粒(アメツブ)ぽつり真額(まっかう)を打つ」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉五)

あま‐つび【雨粒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つび」は「つぶ」の古形 ) あめつぶ。
    1. [初出の実例]「天雨渧(ツヒ)を降すこと車軸のごとくする」(出典:石山寺本大般涅槃経平安初期点(850頃)一二)

あま‐つぶ【雨粒】

  1. 〘 名詞 〙あめつぶ(雨粒)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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