水滴(読み)スイテキ

デジタル大辞泉の解説

すい‐てき【水滴】

しずく。水のしたたり。「水滴がしたたる」「水滴がつく」
硯(すずり)に使う水を入れておく容器。水注。水差し。
[補説]書名別項。→水滴

すいてき【水滴】[書名]

目取真俊短編小説。平成9年(1997)発表。同年、第117回芥川賞受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

すいてき【水滴】

墨をするために水を蓄え,また硯に注ぐ容器。形態や大小によって,硯滴(けんてき),水注,水盅(すいちゆう),水中丞(すいちゆうじよう),水盂(すいう),蟾蜍(せんじよ)などとも称し,日本では古くは須美須里賀米(すみすりがめ)(《和名抄》),硯瓶(すずりがめ)(《栄華物語》)などともいった。狭義の水滴は,2ヵ所の小孔(風穴と水穴)をあけ,少量のしずくを落とすくふうがなされたものをいう。水滴と一括して呼ぶもののうち,水注は注口把手をもった水指形を,水盂,水丞などは鉢形や壺形のものをいう。

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大辞林 第三版の解説

すいてき【水滴】

水のしずく。水のしたたり。
すずりにさす水を入れておく容器。水差し。水注。

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精選版 日本国語大辞典の解説

すい‐てき【水滴】

〘名〙
① 水のしたたり。水のしずく。
※小学化学書(1874)〈文部省〉一三回「蝋燭の燃ゆるに方りて蒸気の生ずや否やを知らんと欲せば〈略〉玻璃盃を以て之を覆ふべし。燃るときは盃内直に曇を生じ水滴を着くるを見るべし」
② すずりに使う水を入れておく容器。みずさし。水注。
※蔭凉軒日録‐長享三年(1489)七月一六日「徐翁持杉原十帖、古銅牛形之水滴

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