法則の辞典 「レービンダー効果」の解説 レービンダー効果【Rehbinder effect】 オレイン酸やセチルアルコールなどの有極性有機物質を含むパラフィンオイル中で,鉛や錫などの柔らかい金属の降伏強度や破壊強度などを測定すると,空気中に比べてかなり強度の低下が認められる.表面欠損に対してこれらの有極性物質が吸着され,これによって結晶の変形が容易になることが原因だと考えられているが,異説もありまだ完全な解明には至っていない. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報