日本大百科全書(ニッポニカ) 「ろくぶんぎ座」の意味・わかりやすい解説 ろくぶんぎ座ろくぶんぎざ / 六分儀座 春の宵の南の空に見える小星座。うみへび座の頭部としし座の間に挟まれ、4等のα(アルファ)星以下微星ばかりであまり目だたない。ドイツの天文学者ヘベリウスが彼の死後に出版された星図(1690)に描いていたもので、1679年9月、ダンツィヒ(グダニスク)の大火により、20年間愛用した六分儀を焼失した苦い経験を忘れないよう、強い動物の星座の間に置いたと記してあった。[藤井 旭] ろくぶんぎ座 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ろくぶんぎ座」の意味・わかりやすい解説 ろくぶんぎ座ろくぶんぎざSextans 六分儀座。 17世紀に J.ヘベリウスにより設けられた赤道上の小星座。概略位置は赤経 10時 10分,赤緯-1°で,うみへび座の北,コップ座の西隣にあり,4月下旬の宵に南中する。5等星以下の星ばかりで目立たない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by