ロクリス(その他表記)Lokris

改訂新版 世界大百科事典 「ロクリス」の意味・わかりやすい解説

ロクリス
Lokris

ギリシア中部の古代地名。2地域に分かれ,東はエウボイア湾側でロクリス・オプンティアLokris Opountia,西はコリントス湾北岸とアンフィッサ峡谷を含みロクリス・オゾリスLokris Ozolisとよばれていた。これはロクリス人の間に後からフォキス人が侵入したためで,以後も絶えず近隣侵略に悩まされたが,東西で同じ市民権を保持した。ロクリス人はギリシア史上たいした役割は果たしていないが,前8世紀ころ南イタリア最初のギリシア人植民市(ロクロイ・エピゼフュリオイLokroi Epizephyrioi)を建設している。
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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ロクリス」の解説

ロクリス
Lokris

エウボイア海峡とコリント湾双方に面した中部ギリシアの地で,中間にはドーリスフォキスがあって,東と西に分かれていた。南イタリアのロクロイ・エピゼフィリオイは前者植民市

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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