ロシアの改正憲法

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ロシアの改正憲法

プーチン大統領は2020年1月、連邦議会に対する年次報告演説で政治機構改革を軸とする憲法改正を提案。同6月末から7月1日まで実施された全国投票で賛成77・92%で承認され発効した。ロシア領土の割譲を禁止する半面、近隣国との国境画定作業は例外と位置付けた。また大統領の任期は2期を超えてはならないとする一方、改憲成立時の大統領経験者はこの規定に縛られないとの条項が盛り込まれ、24年に通算4期目の任期が切れるプーチン氏がその後も大統領職にとどまることを可能にした。(共同)

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