ロシア軍施設の爆発事故

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ロシア軍施設の爆発事故

ロシア北部アルハンゲリスク州の海軍実験場で8月8日に爆発が起き、ロシア国営原子力企業ロスアトムの職員5人が死亡した。周辺地域の放射線量が一時最大で通常の16倍に相当する毎時1・78マイクロシーベルトに上昇。原子力を利用した兵器の開発中に起きたとみられる。包括的核実験禁止条約(CTBT)に基づいて現場近くに設置された放射性物質の観測施設からのデータ送信が事故後に途絶えたこともあり、旧ソ連時代の1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の時と同様、ロシアの隠蔽いんぺい体質を指摘する声が出ている。

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