ロスバロリー(英語表記)Ross Valory

現代外国人名録2016 「ロスバロリー」の解説

ロス バロリー
Ross Valory

職業・肩書
ロック・ベース奏者

国籍
米国

生年月日
1949年2月2日

出生地
カリフォルニア州サンフランシスコ

グループ名
グループ名=ジャーニー〈Journey〉

経歴
1974年ニール・ショーン(ギター)、グレッグ・ローリー(キーボード)らとゴールデンゲート・リズム・セクション結成。’75年バンド名をジャーニーに変え、アルバム「ジャーニー」でデビュー。当初の作風はプログレッシブ・ロック風のインストゥルメンタル曲が中心であったが、’77年ボーカリストとしてスティーブ・ペリーが加わってからはボーカル主体のハードロック・バンドへと変貌を遂げ、同年のアルバム「インフィニティ」が大ヒットとなる。’79年アルバム「エヴォリューション」が全米20位を記録。同年初来日。’80年には「ディパーチャー」が全米チャートの8位に躍進し、シングルカットされた「お気に召すまま」も驚異的なセールスを記録した。同年にはファッションデザイナー・高田賢三が監督した映画「夢・夢のあと」のサウンドトラック「ドリーム・アフター・ドリーム」も手掛ける。キーボードがローリーからジョナサン・ケインに交代した’81年、代表曲となる「ドント・ストップ・ビリーヴィン」「オープン・アームズ」などを収録したアルバム「エスケイプ」で初の全米1位を獲得。“AMERICA’S BAND”と称され、トータルで5000万枚以上のアルバムセールスを記録する伝説的ロックバンドとなった。しかし’86年3年ぶりとなるジャーニーのアルバム「Raised On Radio〜時を駆けて」の製作には参加せず、同作リリースののちバンドは活動を休止。’96年ジャーニーを再結成し、同年のアルバム「トライアル・バイ・ファイアー」は日本でも20万枚近いセールスを記録した。’98年ボーカルのスティーブが体調不良のため脱退し、2000年スティーブ・オウジェリーを後任ボーカリストに据えてアルバム「アライヴァル」を発表。2004年には往年のヒット曲「オープン・アームズ」が日本の映画「海猿」の主題歌に選ばれた。2005年ジャーニーがハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの殿堂入りし、同年5年ぶりのアルバム「ジェネレーションズ」をリリースした。2007年新ボーカリストにフィリピン出身のアーネル・ピネダを迎え、アルバム「レヴェレイション」を発表。2011年アルバム「エクリプス」をリリース。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android