ロックブリッジ石(読み)ロックブリッジせき

最新 地学事典 「ロックブリッジ石」の解説

ロックブリッジせき
ロックブリッジ石

rockbridgeite

化学組成鉱物直方晶系,空間群Bbmm, 格子定数a1.3846nm, b1.6782, c0.5185, 単位格子中4分子含む。柱状~繊維状結晶,放射状・皮殻状・ブドウ状集合。オリーブ緑~緑黒色,酸化すると褐緑~赤褐色,半透明~ほぼ不透明,ガラス~土状光沢。劈開{100}に完全。硬度4,比重3.4。薄片では黄褐~暗青緑色,多色性顕著,屈折率α1.875, β1.880, γ1.897, 2V(+)~60°, 光分散vr。Mn2>Fe2のものはフロンデル石(frondelite)で固溶体を形成。リン酸塩ペグマタイト中のトリフィル石などの分解物として産するほか,堆積岩中のリン酸塩鉱物ノジュール中にも産出。日本では茨城県かすみがうら市雪入のペグマタイト,神戸市押部谷の粘土層のらん鉄鉱ノジュール中にみられる。名称は原産地,米国バージニア州Rockbridge郡にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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