南太平洋西部、フィジーの北390キロメートルにある火山島。東西13キロメートル、南北4キロメートル、面積44平方キロメートル。地理的、民族的にはフィジーとの関係は薄いが、政治的にはフィジーに属している。1791年、バウンティ号の反乱兵を捜索していたイギリスのパンドラ号がこの島をみつけ、グレンビルGrenville島と命名した。コプラを産する。住民はポリネシア人。ヨーロッパ人との接触後、労働力として連れ去られる数が増え、5000あった人口が2000に減少したという。1976年のフィジーのセンサス(人口調査)によれば、7389のロツーマ人のうちロツーマ島に在島するのは2805であった。
[大島襄二]
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...