ロバートハート(その他表記)Robert Hart

20世紀西洋人名事典 「ロバートハート」の解説

ロバート ハート
Robert Hart


1835.2.20 - 1911.9.20
英国外交官
清国第2代総税務司。
アルスター(北アイルランド)生まれ。
別名赫徳。
クイーンズ・カレッジを卒業後、学長クラレンドンの抜擢で1854年香港に派遣され、貿易監督庁に勤務する。寧波領事館の通訳官や広東領事館の補佐官を経て、1859年広東海関の副税務司となる。1863年レイの後を引継、第2代総税務司となる。協調的な性格と政治的洞察力で人間的信頼を受け、中国政府の政治顧問に等しい役割を果たすが、李鴻章と対立するようになる。’06年総税務司の職務は縮小され、’08年賜暇帰国し、’11年在職のままバッキンガムシャー永眠

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む