抜擢(読み)バッテキ

デジタル大辞泉 「抜擢」の意味・読み・例文・類語

ばっ‐てき【抜×擢】

[名](スル)多くの人の中から特に選び出してある役目につけること。「主役抜擢する」
[類語]発掘起用登用挙用スカウトヘッドハンティング選ぶ拾い上げる取り立てる引き抜く白羽の矢が立つ

ばっ‐たく【抜×擢】

ばってき(抜擢)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「抜擢」の意味・読み・例文・類語

ばっ‐てき【抜擢】

  1. 〘 名詞 〙 多くの人々の中から特に選び出してある仕事をさせること。ばったく。
    1. [初出の実例]「各国共に庶民会議の時各其抜擢せんと欲する人の姓名を書記して」(出典:鄰艸(1861))
    2. [その他の文献]〔漢書‐王莽伝上〕

ばっ‐たく【抜擢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たく」は「擢」の漢音 ) =ばってき(抜擢)〔新令字解(1868)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android