20世紀西洋人名事典 「ロバートミッチャム」の解説
ロバート ミッチャム
Robert Mitchum
1917.8.6 -
俳優。
サウス・キャロライナ州チャールストン生まれ。
ガードマンや沖仲士など様々な職を経て、姉ジュリーのマネジャーの斡旋で映画界入りする。1943年「Border Patrol」でデビューし、’44年「ネヴァダ男」で主役を射止め、’45年「G Iジョー」でアカデミー助演男優賞にノミネートされる。個性的なマスクと男性美で戦後ハリウッド切ってのタフガイ・スターとして売り出す。’48年マリファナ吸飲の疑いで逮捕、投獄されるが、2年後無罪となり、「殺人者のバラード」(’55年)や「恐怖の岬」(’62年)に出演し、ニューロティックな悪役ぶりを発揮する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報