恐怖(読み)キョウフ

デジタル大辞泉 「恐怖」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「恐怖」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふ【恐怖】

  1. 〘 名詞 〙 恐れおじること。恐ろしく感じること。また、その感じ。
    1. [初出の実例]「先づ宝螺(ほうら)一両度吹くに、若干の軍恐怖(きょうふ)して地に倒ぬ」(出典今昔物語集(1120頃か)三)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐董卓伝〕

く‐ふ【恐怖】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「く」は「恐」の呉音 ) おそれ。おじること。きょうふ。
    1. [初出の実例]「恐怖 クョウフ 又クフ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))

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普及版 字通 「恐怖」の読み・字形・画数・意味

【恐怖】きようふ

おそれる。〔三国志、魏、管輅伝〕(劉)曰く、此の郡の官舍に(しき)りに變怪り。人をして怖せしむ~と。輅(ろ)曰く、或いは末の亂に、兵馬擾攘(ぜうじやう)し、軍屍血、丘山染せるに因るならん。故に昏夕に因りて多く怪形るなりと。

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