恐怖(読み)キョウフ

デジタル大辞泉 「恐怖」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふ【恐怖】

[名](スル)おそれること。こわいと思うこと。また、その気持ち。「恐怖にかられる」「人心恐怖せしめる事件」「恐怖心」
[類語]恐れ畏怖恐れるこわがるおくするおびえるびくつくびくびくするおどおどするおじるおじける恐れをなす悪びれるはらはらひやひやどきどきあぶなあぶな恐る恐るこわごわおっかなびっくりおじおじおずおず不安考え事思案物思い心配気疲れ気苦労心痛心労懸念憂慮取り越し苦労杞憂悲観恐れる危惧きぐ危懼きく疑懼ぎく胸騒ぎ気がかり心がかり不安心心細い心許こころもとない憂い気遣いわずら怖い危なっかしいおぼつかない頼り無いおののく動揺心騒ぎ煩慮憂惧ゆうぐ憂懼ゆうく憂い事気遣わしい痛心鬼胎気が気でないそぞろ足が地につかない気が揉める居ても立ってもいられない矢も盾もたまらない居たたまれない生きた心地もしない気になる気に病む案ずる

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精選版 日本国語大辞典 「恐怖」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふ【恐怖】

  1. 〘 名詞 〙 恐れおじること。恐ろしく感じること。また、その感じ。
    1. [初出の実例]「先づ宝螺(ほうら)一両度吹くに、若干の軍恐怖(きょうふ)して地に倒ぬ」(出典今昔物語集(1120頃か)三)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐董卓伝〕

く‐ふ【恐怖】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「く」は「恐」の呉音 ) おそれ。おじること。きょうふ。
    1. [初出の実例]「恐怖 クョウフ 又クフ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))

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普及版 字通 「恐怖」の読み・字形・画数・意味

【恐怖】きようふ

おそれる。〔三国志、魏、管輅伝〕(劉)曰く、此の郡の官舍に(しき)りに變怪り。人をして怖せしむ~と。輅(ろ)曰く、或いは末の亂に、兵馬擾攘(ぜうじやう)し、軍屍血、丘山染せるに因るならん。故に昏夕に因りて多く怪形るなりと。

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デジタル大辞泉プラス 「恐怖」の解説

恐怖

米国の作家コーネル・ウールリッチがジョージ・ホプリー名義で書いたサスペンス(1950)。原題《Fright》。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「恐怖」の意味・わかりやすい解説

恐怖
きょうふ

不安

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「恐怖」の意味・わかりやすい解説

恐怖
きょうふ

恐れ」のページをご覧ください。

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