ローテンブルクオプデアタウバー(その他表記)Rothenburg ob der Tauber

デジタル大辞泉 の解説

ローテンブルク‐オプ‐デア‐タウバー(Rothenburg ob der Tauber)

ローテンブルク

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ローテンブルクオプデアタウバー
Rothenburg ob der Tauber

ドイツ南東部,バイエルン州の都市。ニュルンベルクの西約 70km,アウクスブルク-ウュルツブルクを結ぶロマンティッシェ街道に沿い,深い谷を刻むタウバー川の曲流部に位置する。9世紀に歴史に現れ,1274年帝国都市となり,14世紀末に最盛期を迎えた。産業革命期の影響を受けなかったので,現在でも多くの塔をもつ城壁に囲まれ,市街地全体が 16世紀の面影をとどめている。ドイツの最も美しい都市の一つとして知られ,ゴシックルネサンスバロックの各様式をもつ市庁舎,聖ヤコブ教会 (1373~1528) ,市門,広場,泉など多くの歴史的建造物が,それを取巻く周囲の景観とともに保護,保存されている。観光客が多い。繊維,農機などの工業も立地する。人口1万 1521 (1991推計) 。

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