百科事典マイペディア 「ローヌ」の意味・わかりやすい解説 ローヌ[川]【ローヌ】 スイス南西部,フランス南東部の川。全長813km。流域面積約10万km2。アルプスのローヌ氷河に発し西流,レマン湖を経てフランス領に入り,リヨンでソーヌ川と合して南流し,地中海のリオン湾に注ぐ。河口部にカマルグの低湿デルタが発達。支流はソーヌ川のほか,イゼール,ドローム,デュランスなど。急流が多く航行は不便だが,水量は豊富。1934年以来,ローヌ国営公社を中心に開発が進められ,灌漑(かんがい),水運の整備が行われたほか,フランス最大の水力発電量を誇るようになった。→関連項目ソーヌ[川]|フランス 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by