ローランド石(読み)ローランドせき

最新 地学事典 「ローランド石」の解説

ローランドせき
ローランド石

rowlandite-(Y)

化学組成Y4Fe2+(Si2O7)2F2の鉱物。通常はメタミクト化のため非晶質だが,三斜晶系,格子定数a0.659nm, b0.865, c0.553, α99.03°, β104.12°, γ91.47°,単位格子中1分子含む,という報告がある。くすんだ緑〜灰白色,ガラス〜脂肪光沢,硬度5.5〜6.5,比重4.33。劈開不明,断口貝殻状。光学的二軸性正,屈折率α1.763, γ1.769(メタミクトのときは等方性,屈折率n1.704)。米国テキサス州バリンジャーヒル鉱山のペグマタイト中に産出。Mg>Fe2+のものは,苦土ローランド石(magnesiorowlandite-(Y))で日本が原産地。米国のH.A.Rowlandにちなみ命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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