ローンパインコアラ保護区(読み)ローンパインコアラホゴク

世界の観光地名がわかる事典 の解説

ローンパインコアラほごく【ローンパインコアラ保護区】

オーストラリアクイーンズランド州の州都ブリスベン近郊にある、1927年に世界で最初につくられたコアラの保護区。同市の南西12kmほどのところにあり、「コアラキングダム」と呼ばれる野外飼育施設は、世界で最大規模を誇る。施設には約130匹のコアラが暮らしていて、全長150m、高さ5mの遊歩道からその生態を観察できる。レインフォレストの中にある全長20mの橋からは、ブリスベン川や雄大な自然を眺望でき、エリア内では自然に近い状態で生活するカンガルーウォンバットタスマニアンデビルエミューなど、100種の動物たちと出会うことができる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む