ワイマールのシラーの家(読み)ワイマールのシラーのいえ

世界の観光地名がわかる事典 「ワイマールのシラーの家」の解説

ワイマールのシラーのいえ【ワイマールのシラーの家】

ドイツ中央部、テューリンゲン州ワイマール(Weimar)にある、同国の文豪シラー(Johann Christoph Friedrich von Schiller、1759~1805年)が住んだ家。ワイマール中央駅から1.5km、徒歩で20分ほどの場所にある。バスも利用できる。シラーは、ゲーテ双璧をなすドイツ古典主義の代表で、ザクセン=ワイマール公国の首都だったワイマールを拠点に、詩人、歴史学者、劇作家思想家として活躍した。この家は、シラーが1802年に購入し、1805年に亡くなるまで住んだ家である。建物は1986~1987年に改修されたが、室内は当時の状態で残されている。シラーの作品や彼に関する資料を所蔵する博物館が併設されていて、展示を行っている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android