わて

精選版 日本国語大辞典 「わて」の意味・読み・例文・類語

わて

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 「わたい(私)」の変化した語 ) 自称わたし。あて。初め女性用語であったが、後、男性も用いるようになった。
    1. [初出の実例]「わてだっか? …阿呆らしい、こんな婆がおはなにいてどうなりまんね」(出典:父親(1920)〈里見弴〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android