現代外国人名録2016 「ワン・シャオシュアイ」の解説
ワン・シャオシュアイ
王 小帥
Wang Xiao-shuai
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1966年
- 出生地
- 上海
- 学歴
- 北京電影学院監督科〔1989年〕卒
- 受賞
- テッサロニキ国際映画祭ゴールデン・アレグサンダー賞(作品賞,第35回)〔1994年〕「冬春的日子(ザ・デイズ)」,ロッテルダム国際映画祭審査員特別賞〔1997年〕「極度寒冷(フローズン)」,ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞,第51回)〔2001年〕「北京の自転車」,カンヌ国際映画祭審査員賞(第58回)〔2005年〕「青紅」,ベルリン国際映画祭銀熊賞(脚本賞,第58回)〔2008年〕「愛を信ず(イン・ラブ・ウィー・トラスト)」
- 経歴
- 父は現代劇の脚本家で、その影響を受け芸術の道へ進む。1991年福建電影制片廠に配属され、呉子牛監督の「太陽山」の助監督を務める。’92年夏一人で北京に戻り、友達数人と貯金を集めて映画「冬春的日子(ザ・デイズ)」(’93年)を製作、監督デビューを果たす。同作品は’94年テッサロニキ国際映画祭の作品賞を受賞するなど海外で高い評価を受けるが、中国政府からは検閲を受けブラックリストに載る。その後、変名で活動。’99年第3作目となる「ルアンの歌」で初めて政府の検閲をパスする。他の作品に「極度寒冷(フローズン)」(’97年)、「夢幻田園」(’99年)、「北京の自転車」(2000年)、「青紅」(2005年)、「愛を信ず(イン・ラブ・ウィー・トラスト)」(2008年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報