現代劇(読み)げんだいげき(英語表記)contemporary drama

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

現代劇
げんだいげき
contemporary drama

主として第2次世界大戦後の実存主義演劇不条理演劇を含む,各国の演劇一般をさす。イプセンによって代表される近代劇においては,「何が,いつ,どこで起り,いかに解決されるか」ということがドラマの根本であったが,現代劇においては,登場人物の行動の動機づけもなければ,プロットの展開もない,したがって解決もない,反リアリズム的傾向の作品が少くない (→前衛演劇 ) 。

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精選版 日本国語大辞典の解説

げんだい‐げき【現代劇】

〘名〙 現代の問題を主題とした演劇。または、現代人の趣向にあわせるために上演される新作の劇。また、近代劇以後の演劇。特に第一次世界大戦以後現代に至るまでに興った世界各国の演劇の総称。
※蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉一一「めいめいが勝手な解釈をする現代劇の演出と違って」

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世界大百科事典内の現代劇の言及

【日本映画】より


[旧劇と新派]
 日活は一方,東京の向島撮影所で,新派の舞台の映画化作品をつくった。それらの現代劇が〈新派〉と呼ばれたのに対し,松之助映画などの時代劇は〈旧劇〉と称される。向島の新派は,1914年の《カチューシャ》の大ヒットにより勢いを得て,ぞくぞく量産され,18年には《金色夜叉》《不如帰》《生ける屍》をヒットさせ,立花貞二郎,関根達発,山本嘉一,藤野秀夫,衣笠貞之助,東猛夫らを人気スターにした。…

※「現代劇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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