日本大百科全書(ニッポニカ) 「ワン・ワイタヤコン」の意味・わかりやすい解説 ワン・ワイタヤコンわんわいたやこんWan Waithayakorn(1891―1976) タイの王族政治家。プミポン国王のおじ。オックスフォード、パリ両大学で学び、駐米大使、政府法律顧問を経て1952年ピブン内閣の外相として入閣。1954年ジュネーブ会議議長を務める一方、東南アジア条約機構(SEATO(シアトー))結成に尽力、翌1955年にはバンドンのアジア・アフリカ会議に出席するなど、冷戦と非同盟運動の交錯する時期のタイ外交を方向づけた。1956年第11回国連総会議長。1958年副首相兼外相。1963~1969年タノム内閣の副首相。[黒柳米司][参照項目] | プミポン 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例