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アカン諸族 アカンしょぞくAkan peoples

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アカン諸族
アカンしょぞく
Akan peoples

ガーナを中心にコートジボアール東部からトーゴにかけて住む,ニジェール=コンゴ語派に属するクワ諸語のアカン語を話す人々の総称。人口約 1500万と推定される。アキェム,アニ,アシャンティ,アティエ,バウレ,ブロング,ファンティ,グァングの諸民族を含み,11~18世紀にかけて,北方から現在地に移住してきたといわれる。ヤムいも,タロいも,バナナなどを栽培するが,カカオと油やしが主要換金作物である。各民族は祖先をともにする外婚制氏族に分れ,階層制度が確立していて母系リニージが社会の基本単位となっている。拡大家族が村を構成する。首長と議会が村の政治にたずさわるが,首長は祖先神と生者との間の仲介者でもある。祖先崇拝の儀礼が宗教上最も重要視されるが,民族の統一と精神を強化することを目的としている。宇宙を創造した最高神も信じられている。

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