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アグタマール Aght’amar

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世界大百科事典 第2版の解説

アグタマール【Aght’amar】

トルコ東部,バン湖上の小島。10世紀初めに建てられたスルブ・ハッチ(聖十字架)教会が残る。この教会は,アルメニア王国のバスプラカン地方の支配者であったアルツルニ家の王ガギック(在位908‐936)が建立。四葉形プランの中央にドームを架け,ニッチエクセドラが高く伸びて鼓胴(タンブール)を支える構造で,この時期のアルメニア建築(アルメニア美術)の代表作の一つ。外壁全体に,旧約伝,キリスト伝の諸場面や寄進者の像を描く浮彫が豊かに施され,これは10世紀には他に例を見ない貴重なものである。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のアグタマールの言及

【アルメニア美術】より

…9世紀から11世紀にいたる〈第2の隆盛期〉では,これがさらに彫刻の技巧,装飾の整備を加え,芸術的表現を豊かにしている。アニの諸聖堂やアグタマール,マルマシェンMarmashen(レニナカン北西郊)の諸聖堂がその例で,優れた建築を生んでいる。装飾として外部には建築の要所に細い小円柱やアーチ形をつけ,また唐草(からくさ)や幾何学文様を刻んだ帯状装飾を加えて建築の構成を明示しようとし,またアグタマールの聖堂では盛んなブドウ唐草とともに平らな厚い浮彫で聖図像の人物や寄進者などの像あるいは動物像を刻んで,一種独特の生動感を与えている。…

※「アグタマール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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