アテローム硬化

栄養・生化学辞典 「アテローム硬化」の解説

アテローム硬化

 アテローム動脈硬化アテローム硬化症アテローム動脈硬化症,じゅく(粥)状硬化ともいう.大動脈や中小動脈にみられる病変で,線状脂肪沈着,アテローム斑などと症状が進行して,動脈内壁が盛り上がってみえるようになる.潰瘍血栓高血圧原因になる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアテローム硬化の言及

【動脈硬化】より


[動脈硬化の分類]
 動脈硬化は病理形態学的には粥状硬化,中膜硬化,小・細動脈硬化の3型に分類される。(1)粥状硬化 アテローム硬化ともいう。3型のうち最も多くみられ,脳,心臓,末梢血管の循環障害をひき起こし,脳卒中や虚血性心疾患などの原因となるので,臨床上重要である。…

※「アテローム硬化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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