アトウォーター係数

栄養・生化学辞典 「アトウォーター係数」の解説

アトウォーター係数

 アトウォーターのカロリー係数ともいう.食品エネルギーの表示法で,ごく一般的に用いられている係数.食品の燃焼熱から,それを摂取した場合に糞に排泄される部分の燃焼熱と,尿に排泄される部分の燃焼熱を差し引いて求める.通常の食品の場合,炭水化物(差し引き炭水化物)を4kcal/g,タンパク質を4kcal/g,脂質を9kcal/g,とする.アトウォーターは,これを多くの食品について混合食として測定し,それぞれの食品について平均の値を求めこの係数を提案した.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む