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アナアナ変換 あなあなへんかん

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知恵蔵2015の解説

アナアナ変換

地上波をデジタル化する前に、現行のアナログ放送を別の周波数に変更すること。デジタル放送を始めても、普及するまではアナログ放送をやめるわけにはいかないが、アナログとデジタルの電波を一緒に出すと混信を起こす地域がある。そこで、混信しないアナログ周波数に事前に移しておく作業が必要になった。アナログからデジタルへではなく、アナログからアナログへの引っ越しであることから「アナアナ変換」と呼ぶ。変更作業にかかる費用は当初727億円と試算されていたが、手当てが必要な中継局と対象世帯が予想を超えることが分かり、2002年夏の試算では1800億円にふくらんだ。総務省は国策だから国が全額負担するとして、その財源には放送局や携帯電話会社が払っている電波利用料をあてることにした。03年末の3大都市圏での放送開始後、作業は急ピッチで進み、07年3月に完了した。

(隈元信一 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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