アリームバーラク(その他表記)`Alī Mubārak

改訂新版 世界大百科事典 「アリームバーラク」の意味・わかりやすい解説

アリー・ムバーラク
`Alī Mubārak
生没年:1823-93

近代エジプトの技術・行政官僚。下エジプトのダカフリーヤ県に生まれ,カイロの技術学校を経て1844年にフランスへ留学,砲兵学を学んで50年に帰国した。イスマーイール・パシャの即位と同時にハイリーヤ運河建設の監督に抜擢され,鉄道省やワクフ省管理の職を兼任するとともに教育改革にも熱意を示し,国立図書館(ダール・アルクトブ)の建設に続いて,72年には師範学校(ダール・アルウルーム)を設立した。エジプト近代史研究のための史料的宝庫と評される《新編地誌》のほか,多数の水利技術書を著す。
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