アルコーリシス

化学辞典 第2版 「アルコーリシス」の解説

アルコーリシス
アルコーリシス
alcoholysis

アルコールを用いるソルボリシス.ハロゲン化物,酸塩化物エポキシドエステルなどがアルコールと反応し,アルコキシ基によって置換される反応をいう.酸性触媒を用いたり,求核性の大きいアルコキシドの共存下に行うこともある.メタノールを用いた場合にはメタノリシス,エタノールを用いた場合にはエタノリシスともいう.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアルコーリシスの言及

【ソルボリシス】より

…溶液状態の化学反応で,溶媒分子が反応物の溶質分子に作用して起こす分解反応あるいは複分解反応で,加溶媒分解あるいは溶媒化分解ともいう。溶媒が水,アンモニア,アルコール,液体シアン化水素などのとき,それぞれ加水分解アンモノリシス,アルコーリシス,シアノリシスなどといい,次のような例がある。【妹尾 学】。…

※「アルコーリシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む