アルファフォールド

化学辞典 第2版 「アルファフォールド」の解説

アルファフォールド
アルファフォールド
AlphaFold

ディープラーニングを用いてタンパク質の立体構造を予測する人工知能(AI)システム.タンパク質はアミノ酸の鎖からできており,その機能は形成される立体構造に依存する.タンパク質の構造は,従来,X線結晶構造解析やクライオ電子顕微鏡などで決定されてきたが,これらの手法には膨大な時間とコストがかかっていた.アルファフォールドは,アミノ酸配列から構造を予測するために,深層ニューラルネットワークを使い,進化的情報(多重配列アラインメント)や物理的制約を組み込んだモデルでアミノ酸残基間の距離や角度を予測し,自由エネルギーの最小化を行う.2020年の構造予測国際大会で実験データに匹敵する精度を達成し,構造生物学に革命をもたらした.この功績により,アルファフォールドの開発者は2024年にノーベル化学賞を受賞した.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ガラス管球内に入れた高抵抗線に電流を流し,ジュール熱によって高温となり放射する光を利用するもの。抵抗線としてはタングステンが用いられ,その蒸発を防ぐためアルゴンおよび窒素ガスが管内に約 0.7気圧封入...

白熱電球の用語解説を読む