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イブン・アルファキーフ Ibn al‐Faqīh

世界大百科事典 第2版の解説

イブン・アルファキーフ【Ibn al‐Faqīh】

9世紀末から10世紀初めのイスラム教徒で,地理学者。生没年不詳。ペルシア出身。伝記については何もわかっていない。著作は《諸国記》しか残されず,それも完全なかたちではなく要約されたものである。しかし同書は,当時のイスラム世界全体を扱っており,特にペルシアについての記述が詳しく,貴重な地理的情報だけではなく,9世紀後半の文化のようすなども伝えている点で重要である。後代のマクディシーヤークートも彼から多くの材料を得ている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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