イーヤン(益陽)地区(読み)イーヤン(英語表記)Yiyang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イーヤン(益陽)地区」の意味・わかりやすい解説

イーヤン(益陽)〔地区〕
イーヤン
Yiyang

中国華中地方,フーナン (湖南) 省中部の地区。行政中心地であるイーヤン市ほか1市4県から成る。北東部はトンティン (洞庭) 湖の南北にわたる低地で,稲作漁業,れんこん栽培が盛んである。南部はシュエフォンシャン (雪峰山) 山脈に続く丘陵地で,大部分ツー (資) 水の流域である。アンホワ (安化) 県は銘茶のヘイ (黒) 茶を産する。地下資源の開発が盛んで,イーヤン市付近のアンチモン,アンホワ県の鉄などがある。人口 426万 8045 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android