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ウバーロフ Sergei Semyonovich Uvarov

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世界大百科事典 第2版の解説

ウバーロフ【Sergei Semyonovich Uvarov】

1786‐1855
ロシア古典古代文学研究者,政治家。帝室科学アカデミー総裁を務めた(1818‐55)。一方,文部大臣(1833‐49)として大学への監督強化などニコライ1世の反動的な政策を推進。彼が唱導した〈正教・専制・国民性〉という3本柱の教育理論は,政府の文教政策の基本思想とみなされ,思想検閲の規準としても活用された。【今井 義夫】

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世界大百科事典内のウバーロフの言及

【ニコライ[1世]】より

…すなわち26年,反政府的思想や組織活動を取り締まるために検閲制度を強化し,皇帝直属の秘密政治警察として〈第三部〉を創設した。28年の学校令で〈正教,専制,民族性〉が教育三原則とされ,33年には〈ロシアへの新思想の流入を防ぐ〉ことを教育の目的と公言するS.S.ウバーロフが文部大臣となり,大学は自治を奪われ,神学と教会史が全学部の必須課目となり,モスクワ大学の哲学の講座は廃止された。さらにニコライはスペランスキーに命じて法典を集成・整備させるとともに(1830年の〈ロシア帝国法律大全〉,33年の〈ロシア帝国法典〉),45年には反政府的国事犯罪の範囲を拡大する新刑法を公布した。…

※「ウバーロフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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