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ウルスラ Ursula

翻訳|Ursula

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世界大百科事典 第2版の解説

ウルスラ【Ursula】

聖女。伝説によれば4世紀または5世紀のブリタニア王の娘。才色兼備で,多くの求婚者のうち異教徒の王子に,キリスト教に改宗すること,1万1000人の侍女を従えて3年間ローマに巡礼に行くことを認めること,という条件を出した。王子はこれを承諾。侍女たちを伴ってローマに赴き,帰途ケルンでフン族に襲われた。侍女らは殺され,ウルスラも胸に3本の矢を受けて殉教。後に1万1000の天使が現れフン族を追い払ったという。

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世界大百科事典内のウルスラの言及

【聖人】より

…聖母マリアは別格としても,使徒その他全ヨーロッパで崇敬された聖人以外にも,地域的な信仰圏しかもたない聖人,史実との関連の疑わしい聖人もいる。例えば,聖女ウルスラはブリタニアの王女であったが大陸に漂着し,多数の乙女たちとともに純潔を守って殉教した人物としてライン地方で尊信されたが,歴史的にはその名も状況も乙女たちの数もまったく不明である。ケルンで〈処女殉教者のために〉とあるだけの碑文が発見されたのをもとに物語が生まれ,人数も9世紀には10名程度であったものが,10世紀には1万1000人と増大し,12世紀には古墓地から発掘された大量の人骨と結びついて不動のものとなった。…

※「ウルスラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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