侍女(読み)じじょ

精選版 日本国語大辞典 「侍女」の意味・読み・例文・類語

じ‐じょ ‥ヂョ【侍女】

〘名〙 貴人の側に仕えて、その身のまわりの世話をする女。小間使いの女。腰元(こしもと)
経国集(827)一一・竹樹新裁流水遠引即事有興把筆直疏得寒字応制〈小野岑守〉「侍女開扉聴、親臣巻箔看」
太平記(14C後)二一「後宮三千人の侍女(ジジョ)の中より花を猜(そね)み月を妬む程の女房達を」 〔白居易‐聞楊十二新拝省郎遙以詩賀詩〕

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デジタル大辞泉 「侍女」の意味・読み・例文・類語

じ‐じょ〔‐ヂヨ〕【侍女】

貴人などのそばに仕える女性。腰元。
[類語]女中お手伝いさんメード家政婦派出婦ねえや婆やハウスキーパーお三おさんどん仲働き仲居御殿女中

まか‐たち【侍女/侍婢】

《「まかだち」とも》貴人に付き従う女。腰元。
豊玉毘売とよたまびめの―」〈・上〉

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普及版 字通 「侍女」の読み・字形・画数・意味

【侍女】じじよ

腰元。

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